日時:2023年6月21日(水)13:00~16:00
テーマ:「モビリティ知能社会」とWell-being
開催趣旨:
産業革命以降、高度成長期までは欠乏に対する充足が原動力となって社会は発展してきました。コロナ禍を経て、リモートで代替可能な対象については移動が減少する一方、連休の大渋滞や観光地への人の集中は再来し、人はリモートでは得られない何かを得るために移動し、現地に赴いていると改めて推察されます。
我々の「モビリティ知能社会デザイン」連携部門では、将来の社会で求められることは、特定の価値の最適化ではなく、個々の心と身体性の統合が多様な価値を生み出し、それが社会における個々と周囲との関係の可動性の中で豊かさをはぐくみ、すべてがWell-beingとなることだと考えています。
人々の変わりうる多様な価値観を認めつつ、社会としての持続可能性を成立させるためには何が必要なのか? 今回のシンポジウムでは、生命の視点から考えるWell-beingと、都市の視点から考えるWell-beingの両面からご講演をいただき、我々が向かうべき社会課題の本質について議論します。
プログラム:
全体進行:村本伸彦(豊田中央研究所)
13:00〜13:10 オープニング 國吉康夫(東京大学AIセンター)
13:10~14:00 太田邦史(東京大学総合文化研究科)「生命の多元性から考える人類のwell-being」
<14:00~14:10休憩>
14:10~15:00 吉村有司(東京大学先端科学技術研究センター)「都市におけるAIとビッグデータの可能性:バルセロナのウォーカブル政策を中心に」
<15:00~15:10休憩>
15:10〜16:00 パネルディスカッション「個人のWell-beingと社会の持続可能性の関係とその発展」
ファシリテータ:國吉康夫
パネリスト:太田邦史、吉村有司、 合原一幸(東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構)、小島祥子(豊田中央研究所)
対象:
本学教職員、学生、一般の方等どなたでも
参加費用:
無料
会場:
オンライン(Zoomでの開催を予定)
申し込み方法:
以下のURLから事前に参加登録をお願いします。後日、ZoomのURLをPeatixメッセージからお送りいたします。
※ブラウザーによっては表示がされないケースがあります。その際は、下方のお問い合わせにご連絡ください。
https://ai-u-tokyo-symposium14.peatix.com/
アーカイブなどについて:
イベント終了後にアーカイブ動画とレポート記事を公開する予定です。公開しましたらPeatixのメッセージでお知らせいたします。
また、過去のアーカイブはこちらからご覧いただけます。
https://www.ai.u-tokyo.ac.jp/ja/activities/act-archive
お問い合わせ:
東京大学AIセンター(次世代知能科学研究センター):symposium-office▲ai.u-tokyo.ac.jp(「▲」を「@」記号に換えてください)
- 主催:東京大学AIセンター(次世代知能科学研究センター)
- 共催:東京大学大学院情報理工学系研究科UMP-JUST(Unified Multiple Projects – JUST)