
日時:2025年5月9日(金)14:30-17:35
テーマ:「超身体性」の創発――道徳観の構成論的理解とAI実装に向けて
開催趣旨:
AIの著しい発展により、人間と同等あるいはそれ以上の知的応答が可能となりつつある一方で、「人間性」とは何かという本質的な問いが改めて浮上している。特に、真に人間に寄り添うAIを実現する上では、道徳観や倫理観のような人間特有の価値判断をいかに人工システムに組み込むかが、喫緊の課題となっている。本シンポジウムでは、こうした分野における最先端の研究成果を共有し、身体性を基盤とした「人間性」の理解を目指すべく、共感・美感・道徳性といった高次概念の萌芽がいかに生起するかを議論。そして、身体性から「超身体性」へと至る新たな発生的次元を開き、そこから生まれる道徳観のAI実装の可能性を探る。
プログラム:
司会 田中 政輝(東京大学AIセンター)
14:30〜14:35 開会の挨拶
14:35〜15:05 國吉康夫(東京大学AIセンター)「未定:人間性の初期発達と超身体性」
15:05〜15:35 鹿子木康弘(大阪大学)「未定:前言語期乳児における正義感」
15:35〜15:45 休憩
15:45〜16:15 石津智大(関西大学)「未定:ネガティブマイナスと美の経験から社会性へ」
16:15〜16:45 大黒達也(東京大学AIセンター)「未定:音楽の美感に関わる身体知」
16:45〜16:50 休憩
16:50〜17:35 パネルディスカッション「身体性から超身体性へ」
対象:
本学教職員、学生、一般の方等どなたでも
参加費用:
無料
会場:
ハイブリッド開催(福武ラーニングシアター & Zoom)
【会場で参加される場合】
※会場で参加できるのは「会場参加チケット」を購入された方のみです。「オンライン参加用チケット」では、会場参加できませんので、チケット購入の際にはお間違えのないようお気をつけください。
情報学環・福武ホール 地下2階 福武ラーニングシアター 会場地図URL
https://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
【オンラインで参加される場合】
時間になりましたら、Peatix本イベントの視聴ページもしくはメールでご案内したURLをクリックしてご参加ください
申し込み方法:
以下のURLから事前に参加登録をお願いします。オンライン参加の方には後日、ZoomのURLをPeatixメッセージからお送りいたします。
※ブラウザーによっては表示がされないケースがあります。その際は、下方のお問い合わせにご連絡ください。
https://ai-u-tokyo-symposium21.peatix.com/
発表言語:
日本語,または英語
運営:
東京大学AIセンター(大黒 達也,田中 政輝,横川 忠)
アーカイブなどについて:
イベント終了後にアーカイブ動画とレポート記事を公開する予定です。公開しましたらPeatixのメッセージでお知らせいたします。
また、過去のアーカイブはこちらからご覧いただけます。
https://www.ai.u-tokyo.ac.jp/ja/activities/act-archive
お問い合わせ:
東京大学AIセンター(次世代知能科学研究センター):symposium-office▲ai.u-tokyo.ac.jp(「▲」を「@」記号に換えてください)
主催:
東京大学次世代知能科学研究センター(AIセンター)
共催:
科研費基盤S:内臓を有する赤ちゃん身体-脳モデルに基づく道徳観萌芽の構成論(國吉康夫)
科研費基盤B:音知覚から感情を生む身体化機構の解明(大黒達也)
科研費基盤A:仮想の悲しみ:経験科学と哲学的議論の協働による悲哀美の統合的理解(石津智大)
東京大学大学院情報理工学系研究科UMP-JUST(Unified Multiple Projects – JUST)