活動情報

2021/10/18, 東京大学次世代知能科学研究センター連続シンポジウム第4回のご案内

日時:2021年10月18日(月)18:00〜21:00

テーマ:宇宙開発と人工知能

開催趣旨:

宇宙開発はそれぞれの国の国家事業としてその歴史を歩んできました。しかしながら、近年は民間企業でも人工衛星を活用した地形や気象情報、ポジショニングデータといったビッグデータの取得などを目的とした宇宙開発事業への参入が進んでいます。
一方で、宇宙開発の現場において人工知能技術の導入も始まっています。例えば収集したセンサーデータをAIで解析することでシステムの不具合をいち早く察知し、宇宙船の事故やスペースデブリ(宇宙ゴミ)発生の原因となる人工衛星どうしの衝突を防ぐシステムや、ロボットアームの制御モデル、画像認識や状態推定などによる小型探査機の安全な着陸の補助など、さまざまな活用方法があります。本イベントでは、産官学の分野それぞれの現場でAIと宇宙開発の接続点を探求する識者をお招きし、宇宙開発と人工知能のより良いパートナーシップのあり方を議論します。

プログラム:

司会:松原仁、塚田有那

18:00〜18:05 ご挨拶・趣旨説明

18:05〜18:25 堤 誠司(JAXA)「人工知能は救世主? 宇宙界隈の四方山話」
18:25〜18:45 矢入健久(東京大学先端科学技術研究センター)「どうして人工知能は宇宙開発で使ってもらえないのか」
18:45〜19:05 大塚聡子(NEC 宇宙システム事業部)「どうして人工知能は宇宙開発に優しくないのか」
19:05〜19:25 中須賀真一(東京大学大学院工学系研究科)「新世紀の宇宙開発利用が求める人工知能とは」

19:25〜19:40 休憩

19:40〜20:40 パネルディスカッション「宇宙開発と人工知能のパートナーシップを考える」
20:40〜21:00 質疑応答

対象:

本学教職員、学生、一般の方等どなたでも

参加費用:

無料

会場:

オンライン(Zoomでの開催を予定)

申し込み方法:

以下のURLから事前に参加登録をお願いします。後日、ZoomのURLをPeatixメッセージからお送りいたします。
ブラウザーによっては表示がされないケースがあります。その際は、下方のお問い合わせにご連絡ください。
https://ai-u-tokyo-symposium04.peatix.com/

アーカイブなどについて:

イベント終了後にアーカイブ動画とレポート記事を公開する予定です。公開しましたらPeatixのメッセージでお知らせいたします。

お問い合わせ:

東京大学AIセンター(次世代知能科学研究センター):symposium-office▲ai.u-tokyo.ac.jp(「▲」を「@」記号に換えてください)

  • 主催:東京大学AIセンター(次世代知能科学研究センター)
  • 共催:東京大学大学院情報理工学系研究科UMP-JUST(Unified Multiple Projects – JUST)